位置と含まれる地域
南ビスマルクプレートは、パプアニューギニア北部の約309,000 km²を占めています。同国の陸地の約16%がこのプレートの上にあり、ニューブリテン島、本島のヒュオン半島とフィニステール山脈、そして北岸沖に連なる火山島の列が含まれます。残りはビスマルク海南部の海底です。
プレートの西端では、フィニステール火山弧とニューギニア本島との衝突が今も続いています。火山弧が本島に押し込むにつれて、ヒュオン半島のサンゴ礁段丘は海面よりはるか高くまで持ち上げられてきました。
境界で起きていること
最も長い境界は1,217 kmで、ビスマルク海地震線に沿って北ビスマルクプレートと接しています。大部分はトランスフォーム境界で、2つのプレートは平均で年間約13 cmという速さですれ違っています。
南側では、ソロモン海プレートがニューブリテン海溝でニューブリテン島の下へ沈み込んでいます。相対速度は平均で年間約11.3 cm、最大で年間約15.8 cmに達し、PB2002モデルの中でも最速クラスです。この沈み込みがニューブリテン島に並ぶ火山にマグマを供給しています。
北東では、マヌス海盆に沿って小さなマヌスプレートから平均で年間約8.5 cmの速さで離れていきます。西側ではラム川とマーカム川の谷に沿ってウッドラークプレートと接し、衝突、リフト、横ずれ断層運動が組み合わさって年間約3.5 cmで動いています。
地震と火山
データセットには、1900年以降にこのプレートで起きたマグニチュード6.5以上の地震が141件記録されており、そのうち2件はマグニチュード8です。1906年のパプアニューギニア地震(M8.0)はヒュオン湾付近を襲いました。2000年11月のニューアイルランド地震(M8.0)では、1日もたたないうちにココポの南東と南南西でM7.8の地震が2回続きました。1916年1月1日にもココポの南東でM8.0の地震が発生しています。2022年には、カイナントゥ付近の本島の地下116 kmでM7.6の地震が起きました。
データセットに含まれる火山は24あり、この小さなプレートは南西太平洋でも有数の火山地帯です。マナム山、ランギラ山、ウラウン山は最近も噴火しています。ニューブリテン島北東端のカルデラであるラバウルは、2014年に最後の噴火を起こしました。1888年にはリッター島の一部が海に崩れ落ち、破壊的な津波を引き起こしました。ロング島、カルカル島、カドヴァル島も活火山です。