位置とのせているもの
北アンデスプレートの面積は約972,000平方キロメートルで、地球表面の0.19%にあたります。コロンビアの約43%、エクアドルの36%、ベネズエラの12%、そしてコロンビア国境に近いパナマ東部のごく一部をのせています。エクアドルのアンデス山脈とコロンビア西部・中部のアンデス山脈を含むため、キト、ボゴタ、メデジン、カリといった都市がこのプレート上にあります。
地殻の大部分は大陸地殻ですが、西部には数百万年をかけて南アメリカに付け加わった海洋地殻の断片も含まれています。
地質学者が独立させる理由
北アンデスプレートは、北アンデス・ブロックや北アンデス・スリバーとも呼ばれます。ナスカプレートが西から斜めに押し込んでくるため、アンデス山脈北部のくさび状の地塊が押し出され、大陸の残りの部分から離れるように北東へずれ動いています。この動きはGPSデータにはっきり表れています。それでも、多くの教科書やプレートモデルはこの地域を南アメリカプレートに含めており、その境界も1本の断層ではなく幅広い断層帯です。
プレートの縁で起きていること
最も長い境界は南アメリカプレートとの2,372 kmです。エクアドルのグアヤキル湾からベネズエラのボコノ断層まで、アンデス山脈の東縁に沿って延び、衝上断層と横ずれ断層が組み合わさっています。この境界の相対速度は年約0.9 cmにすぎません。
西側では、ナスカプレートがコロンビア・エクアドル海溝でこのプレートの下へ年約5.7 cmで沈み込んでいます。北側では、カリブプレートが南カリブ変形帯に沿ってコロンビア北部の下へ年約1.2 cmでゆっくりもぐり込んでいます。北西側では、パナマプレートが年約1.3 cmでコロンビアを押しています。
地震と火山
データセットには、1900年以降にこのプレートで起きたマグニチュード6.5以上の地震が44回記録されています。最大は1906年のエクアドル・コロンビア地震(M8.8)で、観測史上有数の巨大地震です。同じ沈み込み帯では、1942年と2016年にエクアドルのペデルナレス付近でM7.8の地震が、1979年にはコロンビアとエクアドルの国境沖でM7.7の地震が起きています。深い場所で起きる強い地震もあり、2012年にはコロンビア南部の地下170 kmでM7.3の地震が、2026年にはコロンビア西部の地下116 kmでM7.4の地震が発生しました。
データセットでは、このプレート上に25の火山があります。コロンビアのネバド・デル・ルイス山とプラセ山は2026年に活動していました。エクアドルのコトパクシ山(5,911 m)は2023年に噴火し、キトの背後にそびえるグアグア・ピチンチャ山は2002年に噴火しました。コロンビアの都市パスト近郊にあるガレラス山の最後の噴火は2014年です。