位置と載っているもの
シェトランドプレートは、PB2002モデルの中でも最小クラスのプレートで、面積は約72,000 km²です。南極半島の北に連なる、火山性で氷に覆われたサウスシェトランド諸島を載せており、キングジョージ島、リビングストン島、デセプション島、ペンギン島などが含まれます。キングジョージ島には各国の観測基地がいくつも置かれています。諸島は大陸に比べてとても小さいため、データセットではこのプレートに含まれる南極の陸地面積はほぼゼロです。
これらの島々は、沈み込み帯の上にできた古い火山弧です。地殻は島弧の岩石と、より古い大陸性の基盤岩が混じり合ったもので、周囲の海底は海洋地殻です。
プレート境界で起きていること
プレート境界のほぼすべては南極プレートとの境界で、総延長は約1,020 km、PB2002による相対速度は年間約1.0 cmです。この一続きの境界には、性格のまったく異なる2つの部分があります。北側は南シェトランド海溝で、かつてのフェニックスプレートの海底(現在は南極プレートの一部とされます)が諸島の下に沈み込みました。南側はブランスフィールド海峡で、地殻が引き裂かれ、諸島が半島から離れつつある若いリフトです。
東側では、約210 kmの短い境界でスコシアプレートと接し、年間約0.9 cmの速さで収束しています。
独立したプレートとされる理由
この縁辺部では、かつてフェニックスプレートが沈み込んでいました。その海嶺での拡大が止まった後も、残ったスラブは沈みながら後退を続け、多くの研究者は、それが島弧の背後でブランスフィールド海峡を開いたと考えています。この動きによって、諸島は独立したブロックとして半島から切り離されています。プレートの動きは遅く、正確な境界もはっきりしないため、PB2002の中でも議論の多いマイクロプレートの一つです。
地震と火山
データセットには、1900年以降のマグニチュード6.5以上の地震が2回記録されています。2012年のM6.6と2026年のM6.5で、いずれもサウスシェトランド諸島で起きました。2020年から2021年にかけては、ブランスフィールド海峡の海底火山付近で激しい群発地震が起こり、この地域で進むリフト活動に科学者の注目が集まりました。
データセットではこのプレート上に4つの火山があります。最も活発でよく知られているのはデセプション島で、1967年から1970年にかけて噴火しました。キングジョージ島沖の小さな火山体であるペンギン島も、若い火山の一つです。